交際期間や婚姻期間が長く続くと、デートに行く先もマンネリ気味になりがちです。経済的な面もありますから、しょっちゅう旅行やテーマパークに遊びに行くわけにもいきません。
そこで、今回は今まで遊びに行った中から、無料で楽しめた場所をピックアップして紹介したいと思います。
私も妻もあまり体を動かすタイプではないので、インドア寄りな場所が中心です。
貨幣博物館
View this post on Instagram
(写真撮ってなかったのでインスタから引用)
正式名称は「日本銀行金融研究所 貨幣博物館」
日本橋の日本銀行本店(よくテレビで映る『円』の文字を象った建物)の近くにあります。
さすが日銀の施設だけあって重厚な建物で、入館時に金属探知機とX線検査装置を通過する必要があります。これだけ厳重かつ展示物もたくさんあって入館無料にしちゃうなんて実に太っ腹です。
展示室は1フロアのみですが、7世紀〜現代までのお金の歴史を、実物を添えて詳しく展示してある為、しっかり見て回ると2時間近くは簡単に過ぎていきます。
貨幣文化が衰退して米や絹・布を貨幣の代わりとして扱う時代があったことや、銀貨・金貨の成り立ち、紙幣ができた当初の偽造防止策などなど、貨幣・紙幣を当然のように信頼できている現代では考えられないようなエピソードが多数展示されていてとても楽しめました。
また、単純に古銭が展示してあるだけでなく、例えば小判1枚で当時どんなものが買えたかなど、お金の価値をわかりやすく説明してくれるので興味も湧きやすかったです。
お土産コーナーには、裁断したお札の入ったボールペンや、お札を象った煎餅・タオルなど、ここでしか買えないものが沢山あるのでお土産目的で訪れるだけでも一興です。
美術館デートや博物館デートって、今ひとつ興味を持てずに盛り上がれなない事もありますが、お金をテーマにした博物館だと興味を持ちやすく、楽しい時間が過ごせました。
駅からのアクセス | 半蔵門線 『三越前駅』B1出口から徒歩1分 銀座線 『三越前駅』A5出口から徒歩2分 東西線『日本橋駅』A1出口から徒歩6分 JR線『東京駅』日本橋口から徒歩8分 |
所要時間 | 1〜2時間 |
入館料 | 無料 |
開館時間 | 9時30分~16時30分(最終入館は16時) |
休館日 | 月曜日(祝日除く) 年末年始 |
駐車場 | なし |
近所の施設・観光地 | コレド室町、コレド日本橋、日本橋、三井記念美術館など |
その他 | 館内撮影禁止 |
警察博物館
View this post on Instagram
こちらも公的な博物館です。警視庁の『警察博物館』
霞が関とか桜田門かと思いきや、実は銀座にあります。
6階建ての建物で、上に行くほど大人向けになっていく構成です。
6階 | イベントホール | イベント用 |
5階 | 時代とともに 警察の歩み | 警視庁の創設や時代背景など |
4階 | 首都をまもる 警視庁の今とこれから | 警視庁の各部署紹介など |
3階 | 事件・事故を解決する力 | 交番体験、指紋採取体験、指名手配犯探しなどの体験型 |
2階 | 人と街をともにまもる | 街の防犯情報の紹介 |
1階 | ピーポくんホール | パトカーや白バイなどの警察車両展示 |
1階と2階は親子連れがメイン、3階から徐々に親子連れが減っていき、5階になるとちびっこの姿はほとんど見られなくなります。大人も子どもも楽しめるように工夫されているのがよくわかりますね。
私は刑事ドラマが好きでよく見ているので、警視庁と警察庁の違い、警察官の階級、捜査一課、捜査二課などの部署や捜査の紹介などはとても興味深く見ることができました。
駅からのアクセス | 銀座線 『京橋駅』2番出口から徒歩2分 銀座線・日比谷線・丸ノ内線『銀座駅』A13出口から徒歩6分 有楽町線『銀座一丁目駅』7番出口から徒歩4分 都営浅草線 『宝町駅』A4出口から徒歩5分 |
所要時間 | 約2時間 |
入館料 | 無料 |
開館時間 | 9時30分~17時00分 |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌日) 年末年始 |
駐車場 | なし |
近所の施設・観光地 | 銀座中央通り |
その他 | 1〜3階は撮影可 |
目黒寄生虫館
View this post on Instagram
(写真撮ってなかったのでインスタから引用)
苦手な人はとことん苦手な寄生虫。そんな寄生虫を専門に展示しているのが目黒にある『目黒寄生虫館』
医学博士の亀谷了氏が1953年に創立した、非常に歴史のある博物館です。
建物は2階建てで、世界各地の寄生虫標本や資料が約300点展示されています。寄生虫に感染した際の症状や寄生虫のライフサイクルが学術的資料を添えて展示されており、1日で寄生虫に詳しくなれること間違い無しです。
観覧時間は比較的短めで、30分から45分くらいあれば見終わると思います。(寄生虫学に興味のある方はもっとかかるかと思いますが)
そしてこの博物館の最も凄いところは、1953年の創立以来ずっと入館料無料を貫いている点です。
「え?日銀や警察博物館も無料でしょう」
と思われるかもしれませんが、目黒寄生虫館は民間施設。つまり私財で運営されているんです。
当法人は自治体などの出資母体をもたない独立採算制の私立博物館です。
1953年の創設以来、基本財産の運用益や皆様からの寄付金などをもとに運営を続けております。博物館の維持には皆様からのご支援が欠かせません。
—公式サイトより引用
研究活動や普及啓発活動の一環として無料公開を続けているなんてほんとに頭が下がりますね。
駅からのアクセス | 『目黒駅』西口から徒歩12分 |
バス | [黒09]系統 『大鳥神社前』バス停下車1分 |
所要時間 | 約30分〜45分 |
入館料 | 無料(寄付歓迎) |
開館時間 | 10時00分~17時00分 |
休館日 | 月曜日、火曜日(祝日の場合は直近平日に振替) 年末年始 |
駐車場 | なし |
近所の施設・観光地 | 目黒区美術館、目黒川 |
その他 |
羽田クロノゲート見学
最後はクロネコヤマトの施設『クロノゲート』の見学です。
羽田空港近くにあるクロネコヤマトの物流拠点であり、クロネコヤマトの技術をPRする広報室的な位置づけでもあります。
館内撮影禁止のため画像で紹介することができませんが、見学者向けのシアタールームで説明映像上映したり、説明専門のスタッフが先導してくれたり、見学用に設計された見学コースがあったりと、正直無料なのが信じられないクオリティでした。
特に、荷物を瞬時に判別し、配送先別のレーンに高速で仕分ける仕組みは衝撃でした。普段何気なく利用している宅急便サービスの裏で、こんな設備が可動していたなんて、思いもしませんでしたからね。
しかも見学の最後には、ボールペンや消しゴム、マスキングテープなどクロネコヤマトのノベルティがもらえます。
ちなみに見学には予約が必要なので、行く場合は公式サイトから予約していきましょう。
駅からのアクセス | 京浜急行空港線『穴守稲荷駅』から徒歩5分 京浜急行空港線・東京モノレール『天空橋駅』から徒歩10分 |
所要時間 | 見学コースは1時間半 |
入館料 | 無料 |
予約 | 公式サイトから予約が必要 |
開館時間 | 9時00分~19時30分 |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌日) 年末年始、お盆 |
駐車場 | なし |
近所の施設・観光地 | |
その他 | 撮影・録音不可 |
さいごに
探してみると意外と無料でも楽しめる観光施設って色々あるもんです。
行ってないので紹介しませんでしたが、ビール工場の見学、ANA/JALの整備工場見学なんかも人気な見学スポットですよね。
デートがマンネリ化してるカップルやご夫婦、ちょっと検討してみてはいかがでしょうか。
ではでは。