月額課金でランチが食べられるサービス『always lunch』が渋谷で始まったと聞き、早速加入して何軒か回ってみました。

とりあえず初週レポ
目次
always lunchとは
ランチのサブスクリプション
この『always lunch』は、ランチの月額課金(サブスクリプション)サービスです。
月額7980円(税別)を払うことで、加盟店のランチメニューが追加料金無しで食べられるというもの。
※2020年3月から月額7980円(税別)に値上げされました。
会員が支払うのは月額費用のみで、会員が加盟店で食事をすると、運営側から加盟店に一定額が支払われる仕組みのようです。
運営会社はWebサービス開発を手掛けるイジゲン株式会社。
always lunchは関西で展開していたサービスらしいのですが、2019年12月から東京(渋谷)に進出しました。
ランチ費用は1日あたり約440円
月額費用は税込8778円。サービス内容は、1日1食のランチメニュー提供。
直感でおわかりかと思いますが、かなり安いです。
1ヶ月で20日利用とすると、一日あたりなんと438.9円!!!!
8778 ÷ 20 = 438.9

これは安い
渋谷の店舗数は46店

でも使える店の数が少ないんじゃ困る
気になるのは加盟店の数ですよね。
せっかく課金しても数軒でしか使えないんじゃ意味ありません。
2020年3月29日現在、ホームページから確認できる渋谷区の加盟店は46軒。
平日毎日使っても1ヶ月で回りきれない数と考えると、十分かなと思います。
なお、今後も継続的に店舗数を拡大予定とのことです。
対象メニューは限られる

ランチメニューは全部食べ放題なの?
always lunchで食べられるメニューは店舗ごとに異なります。
例えば『炭焼酒場 はざま』では、760円のとりかつソース丼のみが対象メニューとなっています。
一方で『FLAMINGO』や『桜丘カフェ』では、ランチメニューすべてが対象です。1000円のメニューも対象になっているので、お店によってはかなりお得と言えるでしょう。
いくつか回ってみた感じでは、全体的に600円〜1000円の価格帯に収まっているようです。
600円のメニューでも15日利用すれば元を取れますし、損する可能性は極めて低いです。

お店ごとに提供メニューの価格が違います
時間帯・曜日制限

ランチタイムって具体的に何時?
always lunchで利用できる時間帯・曜日は店ごとに異なります。
11:30〜14:00の間くらいが多いですが、店によっては13:00開始のところもあります。
ほとんどは平日利用可ですが、キッチンカー販売などは月・火限定など、曜日が限られているので注意が必要です。
お弁当もある

休憩時間が短くて外食してる時間がない…
そういう方でも大丈夫。加盟店の中には持ち帰りメニューやお弁当が対象になっているところもあります。
ざっと数えてみましたが、加盟店46店中20店以上でテイクアウトができるようです。
always lunchの使い方
サービス加入する
まずは公式サイトからサービス会員になります。
特に入会手数料等はかかりませんので、初月の月会費を決済すればOK。
月額料金はVISAかMASTERでの支払いです。
ちなみに月の途中で加入した場合は翌月の同日までサービス利用できますので、いつ加入しても問題ありません。
行きたいお店を決める
会員登録をしたら、公式サイトで利用できるお店を探します。
スマホアプリもありますが、結局Webサイトに飛ばされるだけなのでWebから行きます。
探し方は以下の3つがサポートされています。
- 地図から
- 店舗一覧から
- 現在利用可能なお店から
お店で決済ボタンを押す
お店に着いたら、スタッフさんにalways lunch利用であることを伝えます。
そうするとalwaysで選べるメニューを教えてもらえますので、その中から注文して食べます。
会計時に、always lunchのWebサイトからお店のページに行き、『お会計する』のボタンを押せば0円決済完了。
以下の画面をスタッフさんに見せればOKです。
ボタンを押さないとお店にお金が入らないので、必ず押して店員さんに画面を見せましょう。
実際にランチ行ってみた
ここからは実際に私が利用したお店のレポです。
Rise Cafe & Bar
マークシティのすぐ隣にある雑居ビル5階にあるバー。場所がめちゃくちゃ分かりづらいです。
よくある間借りカレーではなく、普通にバーのランチ営業のような雰囲気でした。
対象メニューは欧風のカレーライスのみ。
正直具がほとんど無く、他店に比べて割安感は否めないので、訪店優先度は低めかなと感じました。
坦坦担
Bunkamura近くの『ゴールデンボール』というバーの間借り営業で、汁なし担々麺を提供しています。
対象メニューはもちろん『汁なし担々麺』
通常だと800円のメニューなので、十分なお得感があります。
追加料金でトッピングを注文することもできますので、物足りない方は頼んでみると良さそうです。

普通に美味しかったのでまた行く
桜丘カフェ
セルリアンタワーの奥にある、広めのカフェ。6人席もあるので、複数人で訪れるのにも適してます。
ここはalways lunchの加盟店の中でトップクラスのコスパです。
なんとランチメニューすべてが対象!!(サイドメニューと大盛りは不可)
セットドリンクまで付いてきます。
この時はチキン南蛮を頼みましたが、普通に美味い。正直毎日ここでもいいぐらい。
ただ全席喫煙可なのが難点
さすがにコスパ的に人気らしく、12時台は満席になってました。

めちゃくちゃお得なお店
炭焼酒場 はざま
渋谷ストリームの近くにある『炭焼酒場 はざま』
とりかつソース丼の並(760円)が対象メニューになってます。

味噌汁と漬物も付いてくる!
普通のチキンカツソース丼なんですけど、まあ普通に美味しいわけですよ。これが実質300円台で食べられるとかおかしいです。
ここはalways lunchの提供開始が13時になってますので、12時台に行かないように気をつけましょう。
ガパオ食堂
日本経済大学の近くにある『ガパオ食堂』は、700円のお弁当が対象メニューです。

店頭でお弁当売ってますよ
always lunchの対象になるお弁当は以下の4種類
- ガパオごはん
- マッサマンカレー
- グリーンカレー
- ラープ丼
シンプルなお弁当ですが、ご飯の量が多いので十分満足できます。
あと、ガパオライスはかなり辛いです。
お弁当なら満席リスクがないのが嬉しいところですね。
デメリット
お得な話にはまず疑ってかかる性格ですので、always lunchのデメリットについて考えてみました。
月数回の利用だと損
まあ加入しておいて2,3回しか利用しない、って方はそうそういないとは思いますが・・・
サブスクサービスですから、使わないと損です。
元を取るなら最低でも週3回利用する必要があります。
出張が多かったり、激務で昼休みもないなんて方は加入前に月何日使えるか数えてみたほうが良さそうです。
ランチのレパートリーが減る
always lunch生活をしてると当然ながら起きる問題。
加盟店が40店以上あるとは言え、2ヶ月3ヶ月続くと飽きてくる人も多いでしょう。
ここについては加盟店が増えていくことを祈るばかりですね。
加盟店以外のお店に行きづらい
メンタル的な話ではありますが、加盟店以外のお店に食べに行きづらくなるというデメリットはあるかなと思いました。
『気になるお店ができたけど、always対象じゃない・・・どうしよう』
みたいな。
まあ普通に食べに行けばいいと思いますが、こういう悩みによって、本来なら行くはずだったお店に行かない可能性があるというのもデメリットのひとつと言えるかなと。
さいごに
ランチが定額で食べられるお得なalways lunch。
少なくとも使ってみた感想としては、普通にお得で楽しいです。
初月解約も可能なので、とりあえず1ヶ月だけ使ってみる。というのもいいんじゃないかなと思いました。
渋谷勤務の方は試してみてはいかがでしょうか。
ではでは。