パンって美味いですよね。
パンは手軽に食べられるので料理する時間がないときに重宝しますが、日持ちしないのが難点ですよね。
そんな中、とんでもない商品があったので紹介したいと思います。
目次
その名もコモパン
これです。
愛知県の株式会社コモが販売しているコモパン。
主に駅などに置いてある自販機で買うことができます。
コモパンの賞味期限は驚きの長さ
一見すると普通のクリームパンですよね。
でも、賞味期限のところよく見てみてください。
賞味期限 なんと
2020年2月11日!!
※この記事は2019年12月25日に書いてます
2ヶ月以上も先です。
普通の菓子パンだとせいぜい2、3日ですよね。
ここまで長持ちするなら、買い溜めも全然できますよね。
コモパンの期限は賞味期限
しかも、期限が消費期限じゃなくて賞味期限なんです。

それってどう違うんだっけ?
消費期限は一般的に品質の劣化が早い商品に付けられ、安全に食べられる期限を表しています。期限を過ぎた商品は食べない事が推奨されています。
一方の賞味期限は、期待されるすべての品質の保持が可能な期限を表しています。つまり美味しく食べられる期限です。
期限が切れても必ずしも食べられなくなるわけではないとされています。

コモパンは2ヶ月経っても美味しく食べられます
コモパンの賞味期限が長い理由
一体なぜコモパンがここまで長期保存できるのか
『危ない保存料でも入ってるのでは?』
と勘ぐってしまいますよね。
パネトーネ種という酵母
その秘密は酵母にありました。
一般的なパンは、『工業用イースト』という酵母で作られます。
一方のコモパンは『パネトーネ種』という北イタリア産の酵母を使用しています。
このパネトーネ種は水分含有量が20%と少なく(工業用イーストの水分含有量は35〜38%)、微生物の発生が抑えられるというメリットがあります。
そのため、コモパンは保存料無添加にも関わらず、長期保存可能となっているんです。
また、水分含有量が少ないということは、水分の代わりに栄養が多分に含まれており、栄養価が高いことを意味しています。

パネトーネ種のパンは長持ちして美味い
大手の製パンがパネトーネ種を使わない理由

それだけ凄いのになぜヤ○ザキとかは使わないのだ?
当然疑問に思いますよね。
美味しくて長持ちするなら大手の製パン企業が採用するに決まってます。
ポイントは培養の難しさと発酵時間にあります。
パネトーネ種はデリケートなため、工場に培養の設備を整えるのが難しいのです。また、イースト菌に比べて10倍ほど発酵時間がかかるため、大量生産に不向きなんです。
大手製パン企業なら苦労して賞味期限を長くしなくても普通に売れていくというわけですね。

大手はパネトーネ種を使うメリットがあまりない
コモパンは普通に美味しい
結局のところ味はどうなんだ?
って思われる方が多いと思うので、実際に食べてみた感想。
普通に美味いです。
水分含有量が少ないと聞いていたので、パサパサしてるのかな?と思いきやそうでもない。
割としっとり目です。
なにより生地に甘みがあるのが特徴的。
惣菜パンというよりは、デニッシュやクリームパンみたいな菓子パンに向いていると思います。
パンの種類ですが、私が買った自販機では『小倉』『クリーム』『メロン』『スイートポテト』『デニッシュ』などがありました。
コモパンが買える場所
駅やショッピングセンターの自販機
コモパンは主に自販機で買うことができます。
私が見かけたのは、東京メトロの表参道駅、山手線の西日暮里駅などです。他にも色々な駅のホームに置いてあるので、気になった方は探してみてください。
Amazonでも売ってる
コモパンはAmazonや楽天でも購入できます。
個数が多いですが、賞味期限が長いのでまとめ買いに向いてます。
公式サイトの通販でも買える
買い溜め狙いの方は公式サイトの通販で買うのも良いです。
22種類の食べ比べセットは特に面白そうです。
さいごに
賞味期限の長いコモパンを紹介しました。
2ヶ月以上の期限であれば、通販でも安心して箱買いできますね。
駅で自販機を見かけたら、試しに買ってみてはいかがでしょうか。
ではでは。