みなさん、ずんだ餅好きですか? 私は大好きです。
枝豆で作った餡を絡めたお餅、と言ってしまえば簡単ですが、これがまあ美味い。
先日仙台に遊びに行く機会があったので、ずんだ餅発祥の店と言われる老舗『村上屋餅店』でづんだ餅を食べてきました。

ずんだって美味しいのになぜ流行らないの
村上屋餅店とは
明治10年創業の老舗和菓子店
村上屋餅店は仙台にお店を構える和菓子店で、創業はなんと1877年(明治10年)
昔と変わらない手作りで、代々受け継いだ味を守っています。
商品名が『づんだ餅』
一般的にずんだ餅は『ずんだ』と表記しますが、村上屋餅店では『づんだ』と表記しています。
昔ながらの表記を使っているところにも老舗のこだわりを感じます。

村上屋餅店では『づんだ餅』
村上屋餅店の行き方
最寄駅は地下鉄南北線『五橋駅』 北4出口から徒歩7分で着きます。
歩ける方はJR仙台駅西口から徒歩15分で行けますので、町中散策のついでに訪れるのも良さそうです。
村上屋餅店の行列
さすがに人気店だけあって、土日は結構な人が訪れるようです。
私が行ったのは日曜の午後でしたが、店の前には6人ほど並んでました。
ただ、持ち帰り目当ての方が多いらしく、10分〜15分ほど待ったところで席に通してもらえました。
席数が10〜12程度と少ないですが、1時間2時間と長居する雰囲気でもないので、あまり待たない印象でした。
村上屋餅店のづんだ餅
もちろん頼んだのは『づんだ餅』
画像だと見づらいですが、餡の中につきたてのお餅が3個入ってます。
着色料なし!自然な緑色
他で食べたずんだ餅と比べると、若干色が薄めかな? と思ったのですが、どうやら着色料を一切使っていないらしいです。
枝豆だけでこんなに綺麗な緑色になるとは・・・
舌触りがなめらか
老舗のお菓子を頂くと、
「ふむふむ、さすが老舗の味ですね(そんなに他と変わらないな・・・)」
ってなることが多いんですが、今回はちょっと違いました。

舌触りが違う…なめらか…
ずんだ餅って、つぶつぶな食感が残るのが普通だと思ってたんですが、それが少ない。
確かに粒感はあるんですが、なんていうかこう、異物感が圧倒的に少ない。
例えると、木綿豆腐と絹ごし豆腐くらい違います。
これにも理由があり、餡を作る工程で枝豆の薄皮を丁寧に取り除いているんだそうです。
枝豆の薄皮を取り除くとか、気が遠くなりますね・・・

つぶつぶ感はあれはあれで良いんだけどね
村上屋餅店の他のお菓子
村上屋餅店はづんだ餅以外にも色々な和菓子を取り扱ってます。
饅頭やお餅、夏にはかき氷も楽しめるようです。
持ち帰りたかったんですが、旅行中だったので日持ちの都合もあり断念。
ちなみに、持ち帰り用のお菓子を店内でいただくこともできました。

私はこれ(笹のしずく)を食べたぞよ
さいごに
村上屋餅店のづんだ餅の食レポでした。
あの滑らかさは割と衝撃的だったので。ずんだ好きにはぜひ一度試していただきたいです。
そして東京でももっと手軽にずんだ餡を食べられるようになってほしい。
ずんだ大好き。
それじゃ。