仙台のご当地グルメといえば、『牛タン』とか『ずんだ餅』ですよね。
ただ、仙台の牛タンってほとんどアメリカ産かオーストラリア産ですし、そもそも大手の店はほとんど都内に進出してるので今更感が拭えません。
せっかく仙台観光に来たなら、現地らしいものを食べたいじゃないですか。
そんな時におすすめなのが半田屋です。
半田屋とは
仙台を中心に展開している大衆食堂
半田屋とは、仙台・東北を中心に23店舗(2020年1月現在)を展開する食堂チェーン店です。
関東だと埼玉県に2店舗だけあります。
毎日でも食べたくなる『おふくろの味』をコンセプトとしていて、家庭の食卓に並ぶような料理が食べられます。

大戸屋のローカル版みたいなイメージ
仙台出身の人に「半田屋行ったことあるよ」と言えば、少なくとも牛タンの話をするよりはいい反応をしてくれることが多いです。
今回は仙台駅東口にある『東口BiVi店』に行ってきました。
半田屋の特徴
『いやいや、ただのローカル食堂にわざわざ行く価値があるの?』
と思いますよね。
半田屋には他のお店にはない特徴があるんです。
1品ずつ選ぶ形式
学生時代の食堂を思い出すこの形式。
おかずや小鉢1品1品に値段が設定されていて、好きなものをお盆に乗せていくスタイルなんです。
なかなかチェーン店でこの形式を採用しているお店って見かけません。

少食な人にとっては嬉しいな
メニューの数が豊富
半田屋のメニュー、やたらと品数が豊富です。
小鉢、麺類、煮物、焼き魚、揚げ物、丼ものなど、各ジャンルで5〜6品はラインナップされており、選ぶだけでも楽しくなります。
ちょい盛り、ミニ、並、小、中とライスの量が5段階あるのも珍しい。
まあ安い
なによりこれ。
和食系の外食チェーンではトップクラスの安さです。
小鉢はほとんどが100円以下。
メインのおかずは100〜300円
豚汁はハーフサイズで約100円。
ご飯は1番大きいサイズでも200円いきません。
私が頼んだのはこちら。全部で668円でした。
フランクフルトがちょっと高めでしたが、他は相当安いです。
めしとチキン南蛮が結構な量だったので、これで十分お腹いっぱいになりました。
半田屋の味は庶民的
肝心の味ですが、一言でいうと庶民的です。
とびきり美味しいというわけでもないけど、違和感なく食べられる、
可もなく不可もない社員食堂のような、
実家でいつも当たり前に食べてそうな味。
外食している罪悪感みたいなものを全く感じさせない。
行くと大体お客さんでいっぱいなんですが、『毎日食べられる味』というのは伊達じゃなさそうです。
さいごに
全然インスタ映えもしないですし、ご当地限定の食材とか料理でもないんですが、都内には無い独特なお店です。
もし仙台に足を運ぶことがあれば、1食くらいは半田屋で食べてみてはいかがでしょうか。
ではでは。