何度か記事で紹介していますが、我が家ではプロジェクターでホームシアターを構築しています。
ホームシアターにはプロジェクターやスピーカー、スクリーン、アンプなど色々な機器で構成されますが、
今日は持ち運びできるプロジェクタースクリーン「GRANDVIEW GUP-80HDW」の使用感をお伝えします。
目次
GRANDVIEWとは
GRANDVIEW(グランビュー)とは、カナダのスクリーンメーカーの製品ブランドです。
日本では、プロジェクタースクリーンを専門に扱うキクチ科学研究所が輸入販売を手掛けています。
GUP-80HDW
GRANDVIEWには電動巻上げ式や手動式など色々な形式がラインナップされていますが、わたしが使っているのは床置きタイプのGUPシリーズです。
グランビューのホームシアターモデルの中では「モバイルスクリーン」という位置付けのため、サイズ展開は80インチのみとなっています。
主な特徴は軽量(6.5kg)、ケース一体型、サウンド透過スクリーンであることでしょうか。

珍しいモバイルスクリーンです
GUP-80HDWの購入動機

なんでわざわざモバイル式にしたんだっけ
わたしが床置き式のグランビューを買った理由は、消去法です。
まず、今のマンションでは壁紙がレンガ調なので、壁への直接投影ができません。
壁投影が諦められずにスクリーン素材の壁紙を買ってみたものの、貼り合わせが難しすぎて挫折。
壁が石膏ボードでなくコンクリなので壁掛けも不可でした。
もちろん賃貸なので天吊りもできません。
(ポールを立てる選択肢はあったものの、見栄えが微妙だったので諦めました)
そうなると残る選択肢は床置き式です。
センタースピーカーの置き場に困る事が想定されたのでサウンド透過型がいい、
ある程度映りの良さやシワになりにくさもほしい、
広さ的に80インチが限界、
そこまで高額でないもの、
と探していったらGUP-80HDWに行き着きました。

賃貸で柔軟に使えるのは床置き式だった
GUP-80HDWの使用感
映像の映りはとても良い
さすがにキクチ取扱いブランドだけあって、映りに関しては文句なしです。
スクリーンの歪みや丸まりなどもなく、作品に集中して鑑賞できました。
床置き式なら1万円台の安いモデルもあったのですが、歪んでいたり丸まったりで見づらいという悪評を購入者レビューで度々見かけていたので見送りました。

さすがキクチだけあって映りは抜群
スクリーンの裏にスピーカーが置ける
GUP-80HDWで1番嬉しかったポイントはこれかも知れません。
プロジェクターでホームシアター作ろうとするとほぼ必ずぶちあたる「センタースピーカーどこ置く問題」を華麗に解決してくれました。
ホームシアターの前面スピーカーって、左、中央、右の3基置くのが一般的なんですけど、中央スピーカーの置き場所に困るんですよ。
天井に吊り下げられる場合はいいですけど、賃貸だったりコンクリだったりすると諦めるしかない。
かといってスピーカー床置きはダサい。

大丈夫、GUP-80HDWならね。
GUP-80HDWだと、スクリーン下部の黒いマスク部分に穴が空いていて、音を透過するようになってます。
これでスクリーンの裏側から音が聴こえるようになりました!
綺麗にサウンド透過してくれていて、音量もそのままで聞こえますよ。

スクリーンの裏にスピーカーを置けるのはありがたい!
いつもの高さに固定できる
床置きの立ち上げ式スクリーンだと、使った後に毎回スクリーンをしまう運用をしてる人も多いと思います。

まあ圧迫感というか邪魔な時もある
使う度にスクリーンを収納していると、ひとつ問題が・・・
スクリーンの高さを毎回調節しないといけない。
プロジェクターが投影する高さとスクリーンの高さって、調整が面倒なんですよね。
毎回高さの調整とか、正直めちゃくちゃだるいです。
でも、GUP-80HDWは1本のポールで固定するタイプ。
1度決めた高さでポールを固定しておけば、次使う時もすぐに同じ高さに設置できます。

ポールで立てるタイプだったのが逆に良かった
持ち運ぶ機会はない
モバイルスクリーンというだけあって、一応持ち運びもできるんですけど・・・
正直、持ち運ぶ機会はありません。
家の中で移動させることはあるかもしれませんが、プロジェクター投影場所の選択肢が複数ある家の方が珍しいと思います。

持ち運びは別にそんな嬉しくなかった
結論:床置き式ならアリ
色々と使用感を紹介しましたが、80インチワイドの床置き式で考えたらGUP-80HDWはかなり良い選択肢だったかなと今でも思います。
今後引っ越してホームシアターの環境が変わったら別のスクリーンにするかも知れませんが、現状はこれが最適解かなと。
今後もプロジェクター生活は存分に楽しんでいこうと思います。
ではでは!