万年筆の記事をいくつか書いていたにもかかわらず、
愛用のインク『紅葉』について書いてない事に気付いたので筆を執りました(こう書くと文筆家っぽい)

インク沼にはまだ入ってない
万年筆インク『紅葉』
私が普段使ってるのは『紅葉』という万年筆インク。
パイロットが出している万年筆専用のインクシリーズ『iroshizuku<色彩雫>』(いろしずく)の中の1作品です。
その名の通り紅葉をイメージした赤系統の色をしています。
落ち着いた赤色
赤いインクというと、添削に使われる赤ペンや赤いボールペンをイメージするかもしれませんが、
紅葉は一般的な赤インクに比べて、深みのある落ち着いた色をしています。
真っ赤なインクだと、ノートに書いた時にちょっとキツめに見えてしまうので、私としてはこれぐらいがちょうど良い色合いです。

かなり暗めの赤色です
角度によって色が変わる
紅葉の最大の特徴は、光の当たる角度によって色が変わること。
この色の変わり方が独特で綺麗なんです。
なんていうか、インクの濃い部分が緑っぽく光る。
職場で使ってた頃、何度か「田中さんのペンの色、なんか良いですね」って言われた事があります。(嬉しい)
↑は撮影してから色や明るさの加工は一切してません。

小さい頃に見たラメ入りのペンみたい

・・・一緒にしないでください
これはレッドフラッシュといって、インクの色が安定しないことから本来はあまり好まれない現象です。(むしろそれが好き、という愛好家もたくさんいます)
ですがこのインクの名前は、色の移り変わりを連想させる『紅葉』
私はあえてフラッシュを起こしているのではないかと思っています。

色が変わるインクの名前が『紅葉』
って風情あると思う
さいごに
パイロットの万年筆インク『紅葉』を紹介しました。
仕事柄そこまで万年筆を使う機会は多くないのですが、
記事を書いていたら使いたい欲求が高まってきました・・・
こうやってインク沼にハマっていくのでしょう。
ではでは。