本格トニックウォーターで人気のフィーバーツリー社から、エルダーフラワーのトニックウォーターが発売されているということで、飲んでみました。

変わり種のトニックウォーターです
エルダーフラワーとは

エルダーフラワーってなんぞ
エルダーフラワーはヨーロッパや北アフリカなどに自生している低木で、クリーム色の花を咲かせます。
古くから薬用として親しまれていて、花の部分は花粉症や風邪、咽頭炎などの治療に使われます。
華やかでフルーティな香りも特徴的で、エルダーフラワーの香りを使った飲料もしばしば発売されてます。
フィーバーツリーのエルダーフラワー
フィーバーツリーといえば、キナ抽出物を使った本格トニックウォーターで知られてます。
カクテルバーで使われてる事もありますね。
フィーバーツリーのトニックウォーターは2018年まで1種類でしたが、
2019年にラインナップが拡充され、「エルダーフラワー」とハーブテイストの「メディタレーニアン」が追加されました。

フィーバーツリーから待望の新製品!
トニック単体でも完成された味
いつもの200mlサイズのボトルです。
開けるためには栓抜きが必要なので注意。
瓶を開けると、炭酸に乗ってマスカットのようなフルーティな香りが立ち込めてきます。
まずは単独で・・・
あ、すごいこれ。
印象としては、トニックウォーターと思えないほど単体で飲料として完成されてます。
大抵のトニックウォーターって、カクテル前提で作られてるのもあって、
単独だと「ちょっと足りないなー」と感じるものですが、これは違いました。
フィーバーツリー独特の苦味は幾分抑えられていて、その分マスカットのようなフルーティさとフローラルな香りが前面に出てきてます。

ノンアルのカクテルって言われても気付かなそう
ジントニックでも当然美味しい
トニックウォーター単体でこれだけの香りとなると、香り強めのクラフトジンとは喧嘩しそうです。
ということで、シンプルなジンの代表(と私が勝手に思ってる)ビーフィーターでジントニックにしてみました。
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あ、これはいい感じ。
トニックがフローラル&フルーティ、
ジンが控えめなシトラスでベースを作ってる感じでバランス良く棲み分けできてます。
濃いめに作るとエルダーフラワーが負けてしまうので、1:4か1:5くらいで薄めにするのが良いと感じました。
クラフトジンとは合わなかった
続いて、47種のボタニカルを使った香り高いクラフトジン「モンキー47」でジントニックを作ってみました。
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ああ。。。エルダーフラワーが完全に負けているw
モンキー47は非常に香りが強いため、シンプルなトニックで割るとバランス良く仕上がるのですが、
エルダーフラワートニックで割ると、モンキーがエルダーフラワーの華やかさを殺してしまうように感じました。

クラフトジンとは合わなかった
エルダーフラワートニックを買える場所
エルダーフラワーのトニックウォーターですが、残念ながら店頭で見かけた事がほとんどありません。
信濃屋さんなどの大手酒販店だったらあるかもしれませんが、探し回るくらいなら通販で買っちゃいます。
瓶だから重たいですし…

店頭だとあまり売ってない
さいごに
フィーバーツリーのエルダーフラワートニックウォーターを紹介しました。
結局のところ、このトニックはそのまま飲むのが一番好きな味だったように思います。
ジントニックにするにしても、香り控えめのシンプルなジンと合わせて、エルダーフラワーの香りを活かすように作りたいです。
ではでは。