テレワーク(リモートワーク)を始めるにあたってよくある心配。
『まわりに部下・同僚がいないからサボるんじゃないの?』
『家にひとりで仕事に集中できる自信がない・・・』
確かに、今までと違う環境で働くとなると心配にもなりますよね。
この記事では、テレワークになることでサボる人が出てくるのではないか、という心配を解決します。

テレワークの実体験を元に解説します
テレワークによってサボるは間違い
家やサテライトオフィスなどの遠隔地で働くテレワークでは、周りの目がないこともあり、サボる人が増えそうなイメージがありますよね。
私もテレワークを始める前はそう思っていたのですが・・・
実際はテレワークが原因でサボるようになる人は少ないと言われています。
今までサボってた人が目立つようになるだけ
オフィス出社の場合、席に座っていれば仕事をしている雰囲気を多少なりと出すことができました。
ですがリモートワークになると、在席しているかではなく成果が出せているかが注目されます。
つまり、今まで隠れてサボっていた人は成果が出ていない事が明るみに出ます。
一方、今まで成果を出せていた人は、今まで以上に評価されるようになるわけです。

見えづらかったサボりが露見するだけ
テレワークでもチームの成果を出すには
テレワークでサボる人は、元々サボっていた人である事が多いという話をしました。
とは言うものの、テレワークによってチームの成果が出づらくなるのは避けたいですよね。

テレワークでも今まで通りに働くには?
そこで、参考までに私のチームでやっている取り組みを紹介します。
私のいるチームは5,6人の少人数チームですが、テレワークに移行した後も問題なく働いています。
メンバーの成果物を見る限り、パフォーマンスの劣化は全く感じられません。
服装や身だしなみを整える
テレワークではオンオフの切り替えが難しい。とよく言われます。
実際、普段オフで過ごしている場所で仕事をするわけですから、簡単ではありません。
私のチームでは、テレワークであっても、オフィス出社する時と同水準の身だしなみに整えるというルールがあります。
私服OKの会社なので、もともとそこまで厳しくはないのですが、パジャマやスウェットのボサボサ頭で仕事をするのは禁止されてます。
精神論ではありますが、身だしなみを整えると不思議とオンのスイッチが入るんですよね。
私も、朝シャワーを浴びて髭を剃るルーチンを回すことで、仕事のやる気を出してます。
チームでオンライン朝会
私のチームではビデオチャットに『Zoom』を使っていますが、毎朝10分間、Zoomで顔を合わせて朝会をするようにしています。
自宅で作業をしていると、困っていても相談しにくい環境になっていきます。
数分でも顔を合わせて、状況の報告や相談する場を設けることは、テレワークを円滑に進める上で効果があると感じています。
また、オンライン朝会には、先ほどの身だしなみを相互チェックする機能も果たしてくれます。

朝会があるから気の抜けた格好はできない・・・
もしテレワークで朝会をやっていないのであれば、試してみてはいかがでしょうか。
雑談できる環境を作る
テレワークをしていて気付いたのは、想像以上に孤独とストレスを感じるということ。
近くの人や廊下ですれ違った人と軽く雑談していたことが、いかにプラスの効果を生んでいたかに気付かされます。

じゃあ雑談できるビデオチャットルームを作ろう
Zoomやhangoutなどの通話ツールをチームで繋ぎっぱなしにしておいて、好きなときに雑談できるようにしておきます。
これは、仮想的にオフィスの島を再現していることになります。
普段どおりに雑談できる環境によって、心理的負担の軽減が期待できる上、困った時の相談もスムーズに行えるようになります。
ただ、たくさんの人が参加していると話しづらくなりますから、多くても6人くらいで作るのが良いでしょう。

仮想島は有効なアクションだった
さいごに
オフィス勤務からテレワークに移ると、最初はみんなやりづらさを覚えるものです。
でも、オンライン上で工夫を凝らすことで環境はどんどん変えられます。
新しくテレワークを始める方、始めた方はぜひ色々なアクションを試してみてください。
きっと良い結果が出る時が来ると思います。
ではでは。
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