趣味でカメラを始めてからずっと一眼レフを使ってきたのですが、昨年思い切ってミラーレスに買い替えました。サブ機ではなく、レンズ等を全て売却して完全移行しました。
購入したのはPanasonicのGX7MarkⅡ。移行前はニコンのD800でした。
センササイズはフルサイズからマイクロフォーサーズに落としてます。
センササイズを落とすのって、上げる事に比べて精神的なハードルが高いように思います。
画質面で言えば間違いなく「大は小を兼ねる」と言えますしね。
ですので、この記事がマイクロフォーサーズに下げようか迷っている方の背中を押すきっかけになれば幸いです。
本当にフルサイズが必要なのか
私が買った最初のカメラは、APS-Cの一眼レフ。ニコンのD7000でした。
そこから2年ほど使った後にD800へ乗り換えたのですが、今思えばあまり深く検討しないまま購入してしまってました。
私が撮影する被写体は主に風景や料理、動物等です。
撮影した画像はデジタルデータで保持することがほとんどで、光沢紙へのプリントアウトはあまり行いません。
Lightroomでraw加工は行いますが、細部の解像力にはさほど拘りを持っていません。
ええ、間違いなくライトユーザです。
フルサイズの広い画角が欲しかったわけでも、3600万画素でなければ表現できない精細な写真を撮りたかったわけでもなく、
いずれはフルサイズに行き着くんだから早めに買っておこう
なんていう考えで買ってしまったわけです。
マイクロフォーサーズは完全な下位互換ではない
カメラを初めた当初は、フルサイズ一眼レフカメラはマイクロフォーサーズの上位互換だと思ってました。
でも実際全然そんなことないんですよね。
マイクロフォーサーズにはフルサイズにはないメリットをいくつも持ってます。
もちろん画質面では敵いませんが、それが全てではないですからね。
- 小型・軽量で持ち運びが楽
- レンズが安価、選択肢も多い
- 被写界深度が深く、パンフォーカス撮影がしやすい
- 連写が速い(ミラーレスの電子シャッターに限る)
- 周囲に対する威圧感がない
特に小型・軽量である点は重要です。
フルサイズ一眼レフは本体・レンズ共に重量級で、首から下げて歩くだけで負担になります。
いくら画質が良いとしても、持ち運ぶのが億劫になって撮影機会が減ってしまうのであれば、自分に合ったカメラとは言えませんよね。
マイクロフォーサーズの作例を見てみる
マイクロフォーサーズに乗り換えようか迷った時は、作例を見てみるのが一番だと思います。
私が乗り換える際に背中を押してくれたのは、メーカーの作例サイトであり価格.comレビューページの作例でした。
作例を見てみて、これだけ撮れるなら充分だ。と思えるのであれば乗り換えてもいいんじゃないでしょうか。
私は正直なところ、いまでもフルサイズで撮った写真とぱっと見では見分けつきません・・・
おわりに
ちょっとまとまりのない記事になってしまいましたが、私がマイクロフォーサーズに乗り換えるにあたって考えていたことをまとめてみました。
大事なのは、写真撮影において自分が何を重要視しているのか、今一度考えてみることだと思います。
皆様に楽しいカメラライフが訪れる事を祈ってます。
ではでは。