私はSIMフリーのiPhoneにUQモバイルのSIM差して使ってるのですが、
数ヶ月前からauのWi-Fiスポット(駅とかにあるやつ)に勝手に繋がれて困ってました。
今回、暫定措置を施した事で事象が解消したっぽいので記事に残しておきます。
※公式な措置ではないので、実践される方は自己責任でお願いします
目次
環境情報
まずは私の環境情報を載せておきます。
UQ mobileの格安SIMを、SIMフリーiPhoneにて使用しています。
※mineoなどの他のau系SIMでも発生するとの書き込みも見かけますが、私はmineoのSIMを持ってないので未検証です
機種 | iPhone X SIMフリーモデル(256GB) |
OS | iOS 11.2.5 |
SIM | UQ mobile マルチSIM(nano) |
発生した問題
次に、今回対象とする問題についてです。
駅やカフェなど、au Wi-Fiスポットが入る場所に近づくと、下記のダイアログが表示されます。
違うもなにも、UQの格安SIMを使っているに過ぎないので、
auのWi-Fiスポットを使用することはできません。
キャンセルしても、Wi-Fiエリアに入ると再度表示されるので実に鬱陶しいです。
ネットでよく見る対処法
何度かぐぐった際に出てきた対処法(というか確認ポイント?)です。
結論から言うとどれもハズレでした。
- iPhone本体のWi-Fi設定「接続を確認」をOFFにする
→OFFになってるけど発生します - 同じくWi-Fi設定(の右のiマーク)からau_Wi-Fi2の接続情報を削除する
→接続情報はありませんでした - au Wi-Fi SPOT接続用のプロファイルから自動接続をOFFにする
→プロファイル一覧にはUQのもの以外は存在しません
やったこと
ざっくり言うと、SSID : au_Wi-Fi2 に接続する為のプロファイルを自作し、自動接続OFF設定にする。です。
同名のSSIDに対する設定ファイルを作成し、デフォルトの自動接続設定を上書きしてしまうイメージです。
注:本対処はApple提供のツール「Apple Configurator 2」を使用している為、Macが必要です。
Macが無い場合は、有料アプリ(120円)の「WiFi Priority」というツールでも同じことができるようです。
1. Apple Configurator 2をインストールする
MacのApp Storeからダウンロードできます。
2. プロファイルを作成する
iPhoneをMacに接続した状態でApple Configurator 2を起動し、上部メニューバーの「ファイル」→「新規プロファイル」を選択します。
名称未設定のプロファイル作成ウィンドウが開きますので、
まずは「一般」→「名前」にてプロファイルの表示名を入力します。
iPhone側のプロファイル一覧に表示される名称ですので、わかりやすい名称を入力しておくのが良いでしょう。
次に「Wi-Fi」タブを選択し、「SSID」のフォームに”au_Wi-Fi2″と入力します。
続いて「自動接続」のチェックをOFFにします。
「セキュリティの種類」はWPAパーソナル(Apple TV を除く iOS8以降)としています。
接続させない為の設定ですので、「パスワード」は空欄でOKです。
ここまで入力したら、プロファイルを保存します。
保存場所はどこでも良いです。
3. 作成したプロファイルをiPhoneに送信する
作成したプロファイルを、iPhoneに送ります。
AirDropが楽なのでオススメですが、AirDropが使えない方はメールでも大丈夫です。
4. プロファイルをインストールする
Macから受信したプロファイルをiPhoneにインストールします。
インストール時にパスワードを聞かれた場合は、プロファイル作成時に空欄パスワードにしていると思いますので、空欄のまま次に進めばOKです。
プロファイルがインストールされたら、au Wi-Fi SPOTのある場所に行ってみて、ダイアログが発生しない事を確認します。
Wi-Fi一覧にau_Wi-Fi2があるところでID/PASSを聞かれなければ成功(と思われる)です。
さいごに
とりあえず鬱陶しいダイアログが出ることは抑止できましたが、あくまで同名SSID向けの設定で上書きするという非公式な暫定対処です。
はやく公式で対応されることを祈ります。
それでは