二つ折りのマネークリップ(札バサミ)を使い始めてから早3年が経過したので、使用感やメリット・デメリットをお伝えしようと思います。
結論を先に言っておくと、案外やってけます。
「マネークリップはカッコ良いけど不便そう」
「興味はあるけど小銭入れとの併用が面倒そう」
と思われている方の背中を押せれば幸いです。
使っている財布
まずは私が使っている財布を紹介します。
これです。GANZOのコードバン札バサミ。
しっかりカード型のアタリがついちゃってますね。
スペックとしては、
カードポケットが左に2つ、右に3つあるのみ、小銭入れはありません。
ちなみに小銭入れを別で持つこともしていません。
iPhone SEと比べて、僅かに厚い程度。
これでもお札を5枚、カードも5枚収納しています。
この薄さが最大のメリットですね。私はスーツ着用のサラリーマンなので、内ポケットに財布を入れてもシルエットが全く崩れないのは非常にありがたいです。
小銭入れが無くて大丈夫?
大丈夫です。
できる限り現金払いを避けていれば、小銭が発生する機会はそう多くはありません。
コンビニやスーパーはクレジットカードやSuica, PASMOが使えますし、都内のオフィスだと電子マネー対応の自動販売機も増えてますから問題ありません。
が、それでも小銭が発生したら・・・
ポケットに直接小銭を突っ込んで、帰宅後に貯金箱へ。
貯金箱が溜まったら郵便局で両替します。
貯金箱運用が面倒と感じる方は、コインケースを別で持ち歩くのが良いでしょう。
紙幣の収納
お札の出し入れは思った以上に手軽です。
お札を出す時は↓のように親指でお札をスライドさせればスッと取り出せます。
逆にお札をしまう際は、右手で差し込むようにします。
金具の上げ下げはほとんど必要ありません。
ちなみにお札の収納枚数ですが、15枚収納したときも普通に閉じられました。
カードの選別
カードポケットが5枚しかないので、入れるカードは十分に吟味する必要があります。間違ってもポイントカードなんかは持ち歩けません。
私の場合は以下の5枚を使ってました。
3年間ほぼこの構成でしたが、ほとんど不便さは感じませんでした。
- クレジットカード(メイン)
- キャッシュカード
- 免許証
- 保険証
- クレジットカード(PASMO 定期券付き)
免許証・保険証はどちらか一方で良いかもしれませんし、クレジットカードをPASMO側に統一すればもう1枠開けられますので、検討の余地はありそうですね。
デメリット
小銭しか使えないケースは辛い
敢えて挙げるとすれば、小銭を使って会計しなければならない時が大変です。
代表的なケースとしては、コインロッカー、釣り銭切れの自販機、飲み会の割り勘でしょうか。
そういう時は、泣く泣く同行者に1000円を崩してもらったりします。
前ポケットに入れるには大きすぎる
私は休日はジーンズで活動することが多いのですが、ジーンズの前ポケットには2つ折りマネークリップは大きすぎました…
ジーンズの前ポケットに入れた状態で座る事が多かった為、画像の赤丸で囲った所が曲がってしまいました。
2つ折りマネークリップは前ポケットには入れないようにしましょう。
さいごに
2つ折りマネークリップの使用感をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
「なんとなくかっこいい」
「デカ厚財布から卒業したい」
と、半ば思いつきで始めてみた小銭無し生活ですが、特別不便ということもなく、案外楽しめています。
未だ現金主義が根強い日本ですが、電子マネーやスマホQR決済など、キャッシュレス化が徐々に進んでいます。
マネークリップでスマートな会計生活を始めてみてはいかがでしょうか。