HHKBの英語配列版を使っていると高確率で困るのが、全角半角(英/かな)切り替えです。
わたしもHHKBを使っていたとき、デフォルトの切り替え設定がとても使いづらくて困った記憶があります。
今回はWindows、Macそれぞれの場合で、フリーソフトを使っていい感じに全角半角を切り替える方法を紹介します。

英語配列デビューして最初に苦労するポイント
全角半角切り替え設定
WindowsならAutoHotkey
WindowsのUS配列では、デフォルトでAlt + `が全角半角切り替えになっています。
頻繁に利用する全角半角切り替えなのに、とてもアクセスの悪いキーの組み合わせです。

これはやりづらい・・・
そこで「AutoHotkey」というフリーソフトを使い、全角半角切り替えを別のキーに設定します。
詳細な手順を紹介しようかと思いましたが、こちらのブログの手順がとてもわかりやすいので、リンクを貼っておきます。
おすすめのホットキーはAlt + Space、もしくはCtrl + Spaceあたりです。
MacならKarabiner-Elements
Macの英/かな切り替えのデフォルトはCommand + Spaceですが、Alfredやその他のソフトのホットキーと衝突している人が多いかと思います。

衝突してなければ特に問題ありません
Macでキー配列を変えるなら、フリーソフトの「Karabiner-Elements」がおすすめです。
Karabiner-Elementsの使い方も、こちらの記事がわかりやすかったので紹介しておきます。
なお、こちらの記事では、左コマンドキーが英数、右Commandキーがひらがなに対応したルールを紹介していますが、HHKBのDIPスイッチ設定で左CommandキーをFnに変えている方もいるかと思います。
そういう時は、Karabiner-Elementsの日本語環境向けの設定 ver.4以降に含まれている「コマンドキー(左右どちらでも)を単体で押したときに、英数・かなをトグルで切り替える。」のルール導入をおすすめします。
この設定を入れることで、右◇は組み合わせで入力したときにCommandになり、単体で押したときは英/かなの切り替えになります。
※もしこの設定が選択肢に出てこない場合は、上部の「Import more rules from the Internet」から、”Japanese”でルール検索してみてください。

Macで英かな切り替えに悩んだらKarabiner-Elements!
さいごに
US配列は日本語利用は想定されていないため、全角半角切り替えキーは利用者側で工夫する必要があります。
使いづらいデフォルト設定のまま頑張るのではなく、フリーソフトなどを使って使いやすくしていきましょう。
ではでは。