我が家を常に綺麗に保ってくれているルンバですが、先日トラブルに見舞われました。
今日はその時の経験を踏まえて、充電エラー5が起きた時に考えられる原因と対処について書いてみます。

ルンバが動かなくなるやっかいなエラー
充電エラー5とは
充電エラー5とは、正常に電気が供給されていない状態で起きるエラーです。
液晶にはErr5と表示され、
ルンバが「充電エラー・・・5」
と無機質な音声でエラーを通知してくれます。
考えられる原因と対処
事象としては充電されていないというのが正しいのですが、原因はいくつか考えられます。
こういったトラブルが起きた際は、すぐに修理に出してしまうのではなく、考えられる対処法を一通り試してみるのが良いです。

自分で確認できることは自分でやろう
お客様センターに問い合わせた際の情報などを元に、原因と対処法をまとめてみます。
電圧が足りない
タコ足配線や延長コードを多用している場合に、起きる事があるようです。
対処法としては、いったん壁のコンセントにプラグを直接差し込んでみます。
変わらず充電エラーが発生するようであれば、原因は他にあります。
バッテリー端子が汚れている
お客様センターの方が言うには、このケースが割と多いようです。
バッテリーの端子が汚れていると、電力供給が正しく行われずに充電エラーが発生することがあります。
対処はまあ、汚れているんだから当然掃除します。
ルンバをひっくり返して、上部にあるフタをプラスドライバーを使って外します。
すると iRobotと書かれたバッテリーが姿を表しますので、
左右にある緑の帯を持って引き上げます。
バッテリーの裏はこんな感じ。
バッテリー側と本体側の両方に銀色の端子がありますので、乾いた布などで拭きます。
汚れが原因であれば、この方法で充電エラーは発生しなくなるはずです。
ホームベースとの接触不良
ルンバの充電は、ルンバ本体がホームベースに接触している際に行われます。
ですが、ホームベースにゴミや障害物が挟まっていたりすると、正しく充電されない事があります。
最も多いのは、ルンバのホイールに髪の毛やゴミが挟まっているケースです。
ルンバのホイールは、走行時は押し込まれた状態になっているのですが、ゴミが詰まっていると押し込まれない事があります。
そうなると、床から少し浮き上がった格好になってしまい、ホームベースとうまく接触できなくなるのです。
バッテリーの汚れを確認するタイミングに合わせて、各ホイールが正しく可動することの確認も行うと良いでしょう。
それでもダメなら
とりあえずリセットしてみましょう。リセット方法はシリーズによって異なります。
●800・700シリーズ
①インターフェイスに文字が表示されるまで、CLEANボタンを長押しします(約10秒間)。
②CLEANボタンから指を放すと、メロディー音が流れます(リセット完了)。
※リセット後は時計を設定しなおしてください。
●600・500シリーズ
①電源を入れます。
②CLEANボタンが消灯するまで、SPOTボタンとDOCKボタン
(ルンバ510の場合はDEMOボタン)を同時に長押しします。
③2つのボタンから指を放すと、メロディー音が流れます(リセット完了)。
リセットしても改善しない場合は、お客様センターに頼りましょう。。。
上記の事を試したと担当の方に伝えれば、修理を受付けてくれます。
(先に試しておかないと「これやってみて下さい」「あれやってみて下さい」と言われて時間を食ってしまいます)
ちなみにうちのルンバの充電エラー5の原因は、バッテリーの故障でした。どんなに頑張っても改善しないわけです・・・
さいごに
ルンバの充電エラーが発生する原因と対策をいくつか挙げてみました。
私の場合はバッテリーの故障だった為どうしようもありませんでしたが、
ほこりや汚れが原因でエラーが発生することも十分に有りえます。
働き者のルンバに甘えてしまうのは仕方ないですが、溜まったゴミを捨てる以外のメンテナンスもたまにはやってあげると、より長くルンバを使うことができると思います。
それではまた。