結婚式・披露宴で新郎新婦が退場した後、当日の映像をバックに出席者の名前がスクリーンに流れるダイジェストエンドロール。
プロが仕上げるだけあって華やかな映像ですよね。
私たちも今年式を挙げたのですが、検討した結果ダイジェストエンドロールはお願いしないことにしました。
今回はその理由を紹介したいと思います。
ダイジェストエンドロールとは
最初に、ダイジェストエンドロールについて軽く触れておきます。
当日の挙式準備から披露宴の中盤までの映像を撮影し、その後すぐさま編集して披露宴のラストで上映するサービス。
現在はほとんどの式場で選択できるようになっています。
ダイジェストエンドロールを採用するメリットとしては、プロの撮影と編集によって仕上げられているので、華やかで高品質な映像であることが挙げられます。
当日の幸せいっぱいの雰囲気がそのまま映像として楽しめるのも良いですね。
また、すべて業者におまかせできるので、忙しい結婚式準備の期間のタスクがひとつ減るというのも大きなメリットです。

動画の自作は大変だからなぁ・・・
ダイジェストエンドロールにしなかった理由
そんなダイジェストエンドロールを私たちが採用しなかった理由は次の3つです。
値段が高い
まあまずは値段です。
私たちが挙げた式場の担当業者だと、ダイジェストエンドロールの価格は10〜15万円でした。
式でも披露宴でもお金がいっぱいかかってる中、当日の5分間のみの映像(しかも自分たちは見ない)に10万円はちょっと厳しい・・・
ダイジェストにこだわらなければ、もっと安く外注することもできますしね。
目新しさがなくなった
これは結構感じてる人が多いんじゃないかと思います。
採用する披露宴が増えた結果、参列する人たちがダイジェストエンドロールを見慣れてしまってるんですよね。
「つい今さっきの映像が目の前で流れる」というサプライズ的な側面があるため、マンネリ感が出てしまうのは業者としても辛いところでしょう。

ほんとによく見かけるようになったよね
挙式当日の映像しか使われない
一番の理由はこれです。
ダイジェストというだけあって、エンドロールに流れるのは当日の映像です。
当然のことながら、来てくれている親族や友人との思い出の映像・写真は出てきません。
せっかくのエンドロールなのに、流れるのが当日の様子だけというのは、ちょっともったいないのではないでしょうか。

懐かしい写真があった方が観る側も楽しいはず
じゃあどんなエンドロールにしたのさ
結局、いたってシンプルな構成のエンドロールをiMovieで自作しました。
- 背景は黒
- 左側には当日の参列者、スタッフの名前
- 右側に友人や家族と写っている写真を出す

映画のエンドロールも大抵は黒背景だし
友人や家族との写真はプロフィールムービーにも入れましたが、新郎新婦の紹介が主なので、あまり多くは使えませんでした。
エンドロールムービーにも写真を使うことで、上映できる枚数がぐっと増えたのはとても良かったです。

エンドロールだけで30枚ぐらいは入れたよね
さいごに
私たちがダイジェストエンドロールを使わなかった理由を紹介しました。
披露宴で上映する映像は大抵の場合、オープニング・プロフィール・エンドロールの3つです。
その貴重な上映枠を当日のダイジェストに使うかどうかは、慎重に考えたほうが良いでしょう。
準備は大変ですが、参列者との思い出を盛り込んだ映像を作った方が、より感謝の気持ちも伝わるし、記憶にも残る結婚式になると思います。
ムービーを自作するのが大変なら、ココナラなどで1〜3万円で外注することもできます。
結婚式の準備をされている方は、後悔のないよう色々と調べてみてください。
ではでは。