最近、パクチーを盛りまくるのがトレンドっぽいじゃないですか。
じゃあ風貌似てるし三つ葉も盛っちゃえばいいんじゃね?
と思ったので、盛大に盛ってみた話。
パクチーはスター俳優
そもそもパクチーブームを見ていて思うんですが、パクチーって草の割にスター俳優みたいなポジションにいますよね。
例を挙げると、『パクチーバーガー』とか、『パクチーカレー』とか、パクチーの名を冠したメニューが数多くあるじゃないですか。
草とは思えない活躍ぶりですよ。すごい。
女性ファンが多いのもスター性ありますよね。
アジア系の飲食店行ったら、みんなむしゃむしゃパクチー食べてます。すごい。
草界では異例の大出世と言っていいんじゃないかと思います。
パクチーと似ている三つ葉の扱い
そんなパクチーと同じセリ科の草で『三つ葉』っているじゃないですか。
パクチーほど強烈ではないものの、香味野菜として堅実な仕事をこなすので、私としてはとても贔屓にしている野菜のひとつです。
でも三つ葉ってパクチーと比べると扱いが地味じゃないですか?
レストランで
『+100円で三つ葉追加できます』
『三つ葉盛り放題!』
って見たことあります? 私はないです。
飲食店で出てきても、せいぜい丼ものに緑色加える程度の役割だったり、茶碗蒸しの香り付けに1枚ぴらっと乗ってるくらいです。
さすがに三つ葉のポテンシャルを甘く見すぎてますよこれは。
親子丼に三つ葉盛りまくってみた
というわけで三つ葉のポテンシャルを確かめるべく、三つ葉山盛りにトライしてみました。
三つ葉を買った
使ったのはスーパーで売ってた糸三つ葉。税込み170円。
一般的な三つ葉の使い道で済ませようとすると、この1束を使い切るのもめちゃくちゃ大変です。
葉物だから足も早くてキッチンを悩ませる種になってそう。
親子丼を作る
三つ葉の主戦場といえば丼もの。
家で簡単に作れる丼ものといえば親子丼。
というわけで親子丼作ります。
親子丼って材料そこまで多くなくて、ちょっとやそっとじゃ不味くならないから手料理として初心者に優しいですよね。
材料は以下の通り。2人分です。
材料 | 分量 |
三つ葉 | いっぱい |
鶏肉 | 100g |
玉ねぎ | 1/2個 |
卵 | 2個 |
水 | 120cc |
ほんだし | 小さじ1/2 |
醤油 | 大さじ2 |
みりん | 大さじ2 |
砂糖 | 小さじ1 |
ちなみに上の三つ葉をまな板に乗せるとこんな感じ。

普通に使ってたらなくならないでしょこれ
親子丼を作った
はい、作りました。ここまでは普通。
親子丼マジ手軽でウマいので最高です。
三つ葉の茎部分は多少この時点で混ぜてあります。
では雑な感じに皿に盛ってみます。
あとでどうせ見えなくなるから見栄えは気にしません。
はい、盛りました。
そしてこの上に三つ葉を乗せれば完成です。
乗せます。

・・・・・・
わかってたけど異様な光景。
100人に見せたら95人はパクチーだと誤認するであろう三つ葉盛りです。
三つ葉盛りを食ってみた
で、これが美味いかどうかなんですが、
めちゃくちゃ美味いです
葉っぱのまま食べるとさすがに主張が激しい感じだったんですが、天地返しして親子丼に混ぜ込んでみるとあら不思議
見事に親子丼と調和しちゃいました。
三つ葉の風味が強く感じられるものの、親子丼本来の味を全く殺していない。
この溶け込み方はパクチーには真似できない芸当です。

パクチーは味覚を占拠するからね
いやほんとに美味しかった。
結論
やってみてわかりましたが、三つ葉盛りはアリです。
むしろ流行って欲しい。
三つ葉盛りが流行ったら、三つ葉の消費量爆上げするんじゃないですかね?
普段ちょろっとしか使われてないところに、1束まるまる投入しちゃうわけですし。
いやー、そんな未来を見てみたい。
ではでは。